猫にならって

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猫にならって

  • 佐川 光晴【著】
  • 価格 ¥1,925(本体¥1,750)
  • 実業之日本社(2023/02発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784408538198
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

ときには、猫のように生きてみる。
高校生、バーの店員、獣医師……のら猫との出会いと、生命をめぐる8つの物語。

・病気で臥せっている小学生・芳子の部屋で子猫が4匹生まれた。芳子は小さな子猫チビのことが気がかりで……(「ミー子のおしえ」)。
・高校を中退し新宿二丁目のゲイバーで働いているエーイチ。ごみ収集を生業にしながら、のら猫をバーの屋上に住まわせている伝説の「エルヴィスさん」と出会い……(「逃げればいい」)。
・孤独な獣医の湯出。思いがけないトラブルから逮捕されてしまい……(「猫の恩返し」)。

『おれのおばさん』『大きくなる日』『駒音高く』ほか家族小説の名手が描く感動の連作短編集。

◆目次◆
第一話 ミー子のおしえ
第二話 やさしく透きとおる
第三話 それぞれのスイッチ
第四話 男の子たち
第五話 エイミー先生
第六話 気になるあのひと
第七話 逃げればいい
第八話 猫の恩返し

装画/とりごえまり

内容説明

ときには、猫のように生きてみる。高校生、バーの店員、獣医師…のら猫との出会いと、生命をめぐる8つの物語。厳しくもあたたかく「猫と人」を描く、珠玉の連作短編集。

著者等紹介

佐川光晴[サガワミツハル]
1965年東京都生まれ、茅ヶ崎育ち。北海道大学法学部卒業。2000年「生活の設計」で第32回新潮新人賞、2002年『縮んだ愛』で第24回野間文芸新人賞、2011年『おれのおばさん』で第26回坪田譲治文学賞、2019年『駒音高く』で第31回将棋ペンクラブ大賞文芸部門優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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starbro

210
★本日(2/22)は、猫の日、😻×😻で全部で4作読みました。まずは第一弾、昭和40年男 佐川 光晴、2作目です。 人と猫の連作短編集、エイミー先生は素敵でした。地元大宮の居酒屋や大宮高校が登場するとは思いませんでした(笑) https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-53819-82023/02/22

シナモン

110
時や場所を超えて繋がっていくスケールの大きい短編集でした。どの物語も言うほど猫は絡んでこないけど、いつどんな時でも猫は人間にとって身近な存在なんだなぁと改めて思います。読了直後はあんまり響かなかったなーという印象でしたが、少し経ってじわじわと。可愛らしい装丁も魅力的な一冊でした。2023/08/30

みかん🍊

98
猫の恩返しとまではいかないが、猫と関わることによって、救われたり変われたりした人々の8編、時と場所を変え緩く繋がっていき、その繋がりによって助けられたり、ほっこりするだけでなく、過酷な猫たちの状況や問題のある家族状況だったり正義感からの行動が批判を浴びたりジェンダー問題だったり重い問題もある、猫も人間も生きずらい現代だけど、猫のようにしなやかに自由に愛情を持って生きてみる事も必要、猫にならいたい。2023/03/01

ゆみねこ

84
猫と人の関わりを淡々と綴ったお話。病弱な芳子ちゃんの部屋でお産をしたミーコ。ミーコが誰にも頼らず仔猫を産み育てる姿から生きる力を貰う芳子ちゃん。芳子ちゃんの次男ミカズさんはガラス作家に。ミカズさんの工房で野良猫が仔猫を産み…。まあ、猫好きなので楽しく読了出来たけど、少し物足りなさを感じた。表紙の猫たちは可愛かった。2023/04/01

itica

79
もちろん猫は登場するのだが、主人公と言う訳ではなく、あくまでも人間社会の脇役として描かれる連作短編集。気まぐれ猫の可愛さは保護欲を刺激されるばかりではなく、癒し効果があるのは周知の通り。もちろん全ての猫が幸せな一生を送れるとは限らないが、昔も今も猫と人間はこんな風に関わってきたのだろう様子が描かれている。老母猫が四匹の子猫たちを人間に託した「やさしく透きとおる」、そしてその後の子猫たちの話が良かった。 2023/02/12

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