内容説明
鴨田探偵事務所には、ニッポンの最先端頭脳を結集した犯罪捜査用スーパー・パソコン「ゼニガタ」が鎮座する。所長・鴨田英作の問いかけに、センス抜群(!?)の駄洒落を返す、恐るべき知能の持ち主だ。サラ金会社の女社長が鴨田にボディーガードを依頼した目的は。老舗和菓子屋で起きた連続怪死事件の真相は…ゼニガタは鴨田の調査データを演算し、難問珍問を解決に導いてゆく。全9編収録のユーモア・ミステリー集!
著者等紹介
内田康夫[ウチダヤスオ]
1934年11月15日、東京都北区生まれ。コピーライター、CM制作会社社長を経て、1980年『死者の木霊』でデビュー。08年、第11回日本ミステリー文学大賞を受賞。16年4月、軽井沢に「浅見光彦記念館」がオープンした。18年3月13日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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麦ちゃんの下僕
48
下ネタ&オヤジギャグ満載の、内田さんの“異色作”!僕が持っている講談社文庫版収録の短編8編+『死線上のアリア』+あとがきという内容。2008年発行の旧「完全版」と中身は同じなんでしょうか?とりあえずこの「新装完全版」の発行のみならず、5月発行の秋田書店『名探偵浅見光彦&旅情ミステリーコミックセレクションEXTRA3』では「ルノアールの男」「死線上のアリア」「ナイスショットは永遠に」の3編がコミカライズされていますし、この愛すべき“元祖AI(!?)探偵”が再注目されているのはファンとしてとても嬉しいですね!2020/06/07
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