黄金の糸―幕末甲州金始末

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黄金の糸―幕末甲州金始末

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  • サイズ B6判/ページ数 300p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784408536583
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

幕末、甲府勤番士の幕臣・高木東助は、城に眠る数千両の甲州金を、攻め寄せる官軍から守りぬくため、秘密裏に江戸の両替屋へと運び込む。しかし、次々と金を狙う刺客が現れ東助たちに襲いかかる…時代に翻弄された男が戦いの果てに見出した人生の活路とは!?時代エンターテインメント×歴史経済小説の融合!

著者等紹介

渡辺房男[ワタナベフサオ]
1944年、山梨県甲府市生まれ。東京大学文学部仏文科卒。NHK在職中の1999年、『桜田門外十万坪』で第23回歴史文学賞、「指」で第18回世田谷文学賞を受賞。2001年には『ゲルマン紙幣一億円』で第15回中村星湖文学賞を受賞。歴史経済小説の書き手として高く評価されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sayan

9
読了後時間がたってしまい直後にもった本書のインパクトも少し薄れてしまった。富岡製糸工場の立ち上げ=黄金から換金、そして投資へと物語が展開するなかで様々な価値観や人間模様の交差が印象的。元号が変わるというよりも時代が変わるその潮目を感じさせる記述に百田氏の小説に近い熱量と物語構成を感じた。特定の人物を取り上げてというよりも経済構造や、お金の動きを見ていくのが面白かった。なお、著者の作品としては本著が初めてだったが、時代の変わり目に経済や投資という切り口で多様な作品があるので、是非、次作も読んでみたいと思う。2018/02/04

チャーリー

1
甲州金というものが実際にあったのかは別として、ありうべく財宝というのは物語を作らせて面白い。多くの文献による史実を混ぜて書かれたものには現実味もある。物語としては淡々と過ぎていった感があるかな・・・。2015/11/28

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