荒野も歩めば径になる―ロマンの猟人・尾崎秀樹の世界

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  • サイズ B6判/ページ数 446p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784408535593
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0093

目次

幼少時代の光と影
ゾルゲ事件の衝撃
八月十五日の青い月
戦後の窮迫、混沌の中で
兄、秀実の実像を追う
尾崎伝編纂委員会の解散
発病、そして父の死
闘病を支えた愛情
牧野吉晴との邂逅
『小説会議』と『近代説話』
母と妻への思い
ゾルゲ事件探求の旅
起点は一九六〇年
尾崎理論の真髄
文壇の世話役

著者等紹介

峯島正行[ミネシママサユキ]
大正14年、横浜に生まれる。昭和25年早稲田大学文学部社会学専攻卒、実業之日本社に入社。34年「週刊漫画サンデー」創刊、編集長。47年「週刊小説」創刊、編集長。昭和55年有楽出版社創業、代表取締役。平成13年退職。平成4年『ナンセンスに賭ける』(青蛙房)にて、大衆文学研究会賞、翌5年、日本漫画協会特別賞を受賞。日本文芸家協会、大衆文学研究会、日本ペンクラブ、日本漫画家協会各会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kokada_jnet

17
尾崎秀樹の評伝だが。大半は、「愛人の子」「売国奴の弟」として苦しんだ前半生についてである。大衆文学研究者についての記述は少ないが、興趣ある内容。チャペックの翻訳家の田才益夫が義弟だというのは、驚いた。2017/08/05

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