内容説明
下谷広小路の仏具店「甲子屋」の一人娘、おようは、安政大地震で家族の消息を失った。父母や祖母、座敷牢に入っていた叔父に至るまでである。負傷したおようは、救護所の寺で竹問屋の手代、千三郎に松葉杖を作ってもらう。お茶すら自分で淹れたことのないお嬢様のおように、震災後はさらなる運命の転機をもたらす…。未曾有の災害と復興のさなか、商家の箱入り娘、竹問屋手代、鰯売り、飛脚人、船頭、こそ泥など江戸町人たちがおりなす人間模様。
著者等紹介
出久根達郎[デクネタツロウ]
1944年茨城県生まれ。73年より著述を始める。92年『本のお口よごしですが』で講談社エッセイ賞を受賞。93年『佃島ふたり書房』で第一〇八回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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