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ぼろぼろ三銃士

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  • サイズ B6判/ページ数 437p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784408534091
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

奇しくも同じ時期にリストラされた同級生の中年男三人がたどる、哀しくて可笑しくて、元気いっぱいの後半生。別居中の妻、元女房、愛人、茶髪の援交娘、怪しげなCMディレクター、旅の女剣劇一座などなどを巻き込んで、リストラ三銃士は行く!とにかく突き進む!!でも、どこへ…。

著者等紹介

永倉万治[ナガクラマンジ]
1948年、埼玉県生まれ。立教大学在学中に「東京キッドブラザース」に参加。放送作家などを経て、作家に’89年に脳溢血で倒れるも後遺症と闘いながら『黄金バット』など20冊を超える新たな作品を発表。’00年10月5日急逝
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まめちゃん

2
永倉氏の作品はユーモアが溢れて好きでした。この本は絶筆になっものを奥さんが書き継いで完成したものとのこと。 奥さんは以前から夫の作品に手を入れていたそうですが、書き継ぐとは凄いですね。 大学同期の三人組の物語ですが、やはり親友との交際が続けられるというのはすばらしいものだと思います。なかなかそこまで立ち入った交際を求めなかった自分が、少々情けなくなりました。 52歳といえばリストラにあった年、それから早くも10年経過してしまった。 三銃士が10年後の62歳になったとき、どんな生活をしているのかな?2013/05/18

tetsu

1
★2 夫の死後妻が書き継いだ異色の長編小説。『これでおしまい』に比べるとなんかダラダラした印象で、1800円は高い。2004/01/01

一笑

0
52歳になる中年男性3人がリストラされた。三人のうち一人は妻に先立たれ、一人は別居中、一人は離婚されている。テンション下がりっぱなしの3人がハローワーク前でばったり鉢合わせ。自分自身とつい照らし合わせてしまうため、「中年」とか「ぼろぼろ」とかいう言葉に弱い。執筆中に萬治氏が亡くなり、後半を奥さんの有子氏が書き継いだという。巡礼の話あたりからそんな気がしないでもない。「まあ、なんとかなるだろう」「なるようにしかならねいもんな」「そういうこと」。まあ、最後が何となく明るい感じで?終わっているからいいとするか?2020/04/04

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