親不孝通りディテクティブ

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  • サイズ B6判/ページ数 277p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784408533957
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

博多っ子テッキとキュータのちょっぴりセンチメンタルなハードボイルド・ストーリー。

著者等紹介

北森鴻[キタモリコウ]
1961年、山口県生まれ。駒沢大学文学部歴史学科卒業。’95年『狂乱廿四孝』で第6回鮎川哲也賞を受賞し、作家デビュー。主な著書に『狐罠』、『花の下にて春死なむ』(’99年、第52回日本推理作家協会賞・短編および連作短編集部門受賞作)、『凶笑面』、『顔のない男』など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紅はこべ

32
裏京都シリーズに次ぐ地方都市を舞台にした連作短編集。本シリーズは博多。おでんラーメンカクテルを供する屋台の主デッキ、高校の同級生で結婚相談所調査員のキュータ。二人がコンビを組んで、持ち込まれる厄介事を解決。イメージとしてはデッキが動ける、フットワークが軽いネロ・ウルフ、キュータがお脳の足りない、色ボケのアーチー・グッドウィンって感じ。語り口こそユーモラスだが、実際は苦い後味と人生の悲哀を噛み締めさせる作品。2010/02/19

Yuki

9
テッキとキュータの視点が細切れに入れ替わるので、慣れないとあれ?って感じになっていましたが、慣れてくるとそれぞれのキャラに愛着が湧いてきました。ラストは中々に苦いものがありますが、続編があるので、そこで鴨ネギコンビを追いかけていきたいと思います。2017/10/14

珂音

8
博多の屋台を舞台にした短編集。テッキとキュータ、屋台のオヤジ(20代の崖っぷち)と結婚相談所の調査員は事件が起きると本業を放棄して(主にキュータ)探偵さんになる。テッキは『俺』、キュータが『オレ』の一人称で交互に語るがどっちだったか分からなくなる。テッキの屋台はおでんやラーメンの他にカクテルを出すがビールを片手に読むのが似合いそうな話し。ラストはちょっと重いのでカクテルの方が良いかな。2010/04/19

とも

7
舞台は博多。ギリギリ20代ながら屋台を構える『テッキ』と、結婚相談所の調査員の『キュータ』が、周りで起こる(呼び寄せる?)様々な事件を解決する。 博多弁かわいい♪表題作の『親不孝通りディテクティブ』が一番好きかなぁ。やっぱりこうゆう下町の人情話には弱い。人間の価値は見た目ではかるものではないのですね。2011/12/12

ニゴディー

5
文章もストーリーも合わなかった。2021/04/30

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