平家慕情

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平家慕情

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  • サイズ B6判/ページ数 395p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784408533650
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

花の公達、平ノ重衡。平家一門の興亡のなかで、最後の御大将と呼ばれ戦い散った若き武将の光と影。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

星落秋風五丈原

21
平安時代、隆盛を究める平家。保元・平治の乱で一族を滅ぼされて しまった源氏。平清盛死後、反平家ののろしが各地であがり、平家は 都落ちをするはめに。頼朝の弟源義経と、清盛の息子平重衡を中心に 描かれた作品。感情表現にあまり重きをおいていないような印象。 2000/03/05

Kumi

2
この時代の小説を何冊か読んだ後に読んだこともあってか、鹿ケ谷事件の人物関係がよくわかった。2018/04/01

Waka

1
二度目の読了、やはり最後は涙が。古本で買おうかどうしようか考えるくらい、良かった。 こうした物語を読むと宗盛が嫌いになるのは仕方ないのだが、宗盛が主役の歴史小説も読んでみたいと思った。 小説であることは前提として、史実と照らし合わせて「?」というところを少し。 14歳の頼朝が20代半ばで死んだ家盛と「同じ年頃」だから助命を、というのには、無理があるかと。 祇園女御が清盛の母というのは現在では否定されているが(出産年齢を考えると無理がある)、小説なのでそこは許容範囲内か。2019/10/03

Waka

1
一日で一気に読んだ。眠くなるまで続きを……と開いて、気づいたら読了。平重衡が主人公ということで、最期を知った状態でそこに向かってゆく物語を読むのは、心が痛い。だけどとてもよくできた構成と描写ゆえ、夢中になって読んだ。 短歌の連作を詠む際に、平資盛の恋人建礼門院右京大夫を作中主体とすることが多いのだが、『平家慕情』を読んで、重衡や千手で詠んでみたいと思った。 図書館の返却期限までまだ日があるので、読み直すつもり。2019/09/16

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