内容説明
鑑定士が奏でる古美術幻想曲。テレビでは語りきれない目利きへの修業の旅路 待望の骨董エッセイ５０篇。
目次
風狂な人々（雅印の教訓；アネさんのこと ほか）
片雲の風に誘われて（伊那の古九谷；安南染付 ほか）
座右の小品（たかが馬の目皿されど馬の目皿；座辺に溜りしものどもよ ほか）
修業の道すじ（建盞の風景；ロビンソンの目録 ほか）
目利き儲からず（それでも地球は…；なまこのなげき ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Gen Kato
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ＴＶでおなじみ中島先生による興味深いエッセイ集。「騙される方が悪い」がその世界の常識だそう。騙されないためには自分の見識を磨くしかないんですね。基礎知識もなく「掘り出し物」を漁っても大怪我をするだけ。虚々実々の駆け引きをも楽しまなくてはやって行けないのが骨董の世界なのかも。2014/02/12
