内容説明
寝る場所を求めて深夜の街をさまよっていた植草治夫は、オフィスビルに次々に女が入っていくのを見る。誘われるようにそのビルに入った植草は、彼女たちの会議の驚くべき内容を知る…。一方、女子大生・塚川亜由美は夜道で酔っ払った男に絡まれるも見事撃退。しかし安心したのも束の間、男は逃げていった先で喉をかき切られて死んでしまう。誰が何のために殺したのか？表題作のほかに「花嫁は荒野に眠る」を収録。
著者等紹介
赤川次郎［アカガワジロウ］
１９４８年、福岡生まれ。１９７６年『幽霊列車』でオール讀物推理小説新人賞を受賞。以後、長編に短編に、次々と才気あふれる作品を発表。１９８０年には『悪妻に捧げるレクイエム』で角川小説賞を受賞する。ユーモアミステリーのほか、恋愛小説、シリアスものなどその多彩な作品世界は、絶大な人気を誇っている。２００５年には第９回日本ミステリー文学大賞を受賞。また、２００８年にはデビュー以来の著作が５００冊突破という金字塔を達成した（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星落秋風五丈原
14
寝る場所を求めて深夜の街をさまよっていた植草は、オフィスビルに次々に女が入っていくのを見る。誘われるようにそのビルに入った植草は、彼女たちの会議の驚くべき内容を知る…。表題作ほか「花嫁は荒野に眠る」を収録。2010/11/17
そのぼん
13
軽快なストーリー2編が収録されていました。表題作よりも最初に収録されていた『花嫁は荒野に眠る』の方が気に入りました。2012/07/05
雨巫女
10
赤川先生、花嫁に恨みでもあるのか、この作品の花嫁は皆不幸になってる。2010/09/16
雨巫女。@新潮部
9
《母－図書館》【再読】旦那さんは、みんなでわかち合うもんじゃないよ。絶対！2013/12/28
蕭白
5
未読だと思って借りたけど・・・。今回の設定はちょっとビックリでした。まさかアマゾンに行くなんて。2015/10/05
