内容説明
大東広告社員で24歳になる村久の恋人恵津子が失踪した。恵津子の伝言を預かっていると語る男に呼び出されるが、男は村久の眼前で殺される。「アスカノミコ」という言葉を遺した被害者は、村久が担当する大取引先企業・エイブルックタイヤの社員だった。謎めいた言葉の意味を解く手がかりを求め、奈良の古都・飛鳥へと向かう村久の周囲で、得体のしれない「敵」の影が蠢きだす。失踪直前、恵津子が村久に託した一枚の絵が秘める事件の真相とは…!?内田康夫氏のファンクラブ「浅見光彦倶楽部」会員の人気投票で堂々五位に輝いた傑作が、新装版で登場。
著者等紹介
内田康夫[ウチダヤスオ]
コピーライター・CM制作会社経営を経て、1980年処女長編「死者の木霊」でデビュー。著作は浅見光彦シリーズのほか、“信濃のコロンボ”竹村警部シリーズ、警視庁岡部警部シリーズなど多数で、2007年には総発行部数が1億部を突破、さらに第11回日本ミステリー文学大賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅー
5
歴史に興味が無かったけどこれは面白く読めた!!2019/04/11
がじゅ
3
知っている地名が沢山出てきて、イメージしながら読め、大津皇子や持統天皇辺りの歴史本をまた読みたくなった。 ストーリーも先が気になりサクサク読めた。2018/10/29
涼
1
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2012/11/post-4526.html2017/02/28
ブルーローズ
1
歴史的な視点がうまく取り入れられています。再読してもよい筋立て。2009/09/29
ペケコ
1
★★★☆☆ ::: 史実から抹消された明日香の皇子の秘密や、飛鳥時代に遺された歌や歴史の謎を掘り下げたミステリと、失踪した恋人の行方や、殺人事件に巻き込まれていくサスペンスを、1つの物語として織り成していく。2008/10/12




