内容説明
元警視庁刑事の小仏太郎は同僚の身代わりとなり、勤務中の接触事故の責任をとって退職、葛飾区亀有に私立探偵事務所を開業した。そこにやってきたのは交際していたカメラマンと別れて以来、心の安まらない日々を送る女性・油井奈保子。そのカメラマンが今どうして暮らしているのかを調べてほしいという依頼だった。調査は難航し、別の行方調査のために日本三景・松島へ向かった小仏を待っていたのは、美人モデル失踪事件だった。ファン待望の書き下ろし探偵ミステリー。
著者等紹介
梓林太郎[アズサリンタロウ]
長野県生まれ。登山歴40年。昭和55年、作家デビュー。山岳推理小説の第一人者として人気を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。