内容説明
“新宿”の居酒屋で、結婚詐欺師の田沼がくすねた風呂敷包みが全ての始まりだった。中身は不明、妖気すら漂う風呂敷包みをめぐって、神を食った不死の殺人狂・八千草飛鳥、美貌の秋光尼“新宿警察”屍刑四郎刑事ら多彩な人物が関わり、“新宿”はかつてない混乱の渦中に。風呂敷包みという正体不明の敵に、さしものナンバーワンガイド・外道棒八の勝算はいずこに。
著者等紹介
菊地秀行[キクチヒデユキ]
1949年千葉県生まれ。青山学院大学卒業。在学中は推理小説研究会で活躍。卒業後は雑誌記者、翻訳業のかたわら小説を発表。82年『魔界都市“新宿”』でデビュー。著書は300冊を越え、多数のベストセラーを誇る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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