内容説明
東急世田谷線上町駅近くのマンションで起きた29歳の既婚女性墜死事件は、自殺の様相を濃くしていた。世田谷中央署の蔵前一郎刑事の相談を受けた元警視庁警視の父親は、自分が被害者の恩師に成りすますことを提案。頼りない息子に指図しながら捜査を進めるうち、同じマンション内の意外な交友関係が浮上する…(「三か四か」)。など、私鉄沿線在住の人間たちの錯綜した関係が織りなす六つの事件。
著者等紹介
雨宮町子[アメミヤマチコ]
1954年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。1997年、『骸の誘惑』で第2回新潮ミステリー倶楽部賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
積読荘の住人
1
現役刑事の息子の捜査に首を突っ込む退職刑事(元警視)の父、という「退職刑事」的な構えではじまったシリーズ短篇だが、動物視点が入ってきたり息子刑事の出番がどんどん少なくなったり、着地点を見つけかねた感じ。うーん、困ったなあ。部分的には面白いところもあるんだが、全体的には不発気味2026/04/01
勉誠出版営業部
1
雨宮町子さんの『私鉄沿線』を読了。その名のとおり東京近郊の私鉄沿線を舞台にした連作短編集。正直私鉄沿線を舞台にする必然性はあまりないのですが、サラッと読み進めることができる内容。2017/10/27
杏
0
これは都築道夫「退職刑事」の現代版か?と思ったけど、ちょっと違った(笑)。あちらの現職さんはもっとまっとうだ。うーん、どの話もいくぶん動機面が弱い気がしてならないかな。ちょっとバランスが悪い感じ。2012/04/26




