内容説明
礼法、足さばき、間合の基本からしかけ技、応じ技、出ばな技など、試合に強くなるための応用技術まで徹底解説。強豪校の稽古法もよくわかる。
目次
第1章 剣道の基礎知識(剣道とは自分自身をみがく武道である;剣道着と袴の名称 ほか)
第2章 剣道の基本動作(基本動作を大事にしよう;足さばき1―送り足 ほか)
第3章 剣道の基本技術(基本を大事に目指すは初段合格!;面打ち ほか)
第4章 実戦的な剣道の技術(しかけ技と応じ技で攻めを知る;竹刀を払って面 ほか)
第5章 剣道の稽古方法(勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし;素振りの稽古方法 ほか)
著者等紹介
甲斐修二[カイシュウジ]
1955年10月3日生まれ、宮崎県出身。剣道教士七段。父である甲斐富嘉範士八段が指導する延岡修道館で剣道をはじめる。国士舘大学を卒業後、1978年に東京の高輪学園の教員となり、剣道部監督に就任。以来、その手腕で高輪高校を全国屈指の強豪校に育て上げた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひめぴょん
5
剣道上達の近道は“基本“を大事にすること。剣道を始める時期は小中学生がほとんどらしいので、私のように50半ばにして始めてみたというのは少ないと思われます。剣道とは自分自身をみがく武道。剣の理法の修練による人間形成の道。剣道は相手がいてこそできる競技だからこそ、相手に礼を。あらゆるスポーツの共通点は「構え」が重要ということ。勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし。試合は稽古のごとく、稽古は試合のごとく。 足さばき:送り足、開き足、歩み足、継ぎ足。すり足で。身体の上下運動は少なく。左足の踵は床につけな2025/09/27
真田小僧
1
細かい技術解説については、非常に参考になりました。ただ一方で、技を出す前の攻めに関する解説があまりなされておらず、いかに技前と実際の技が連動してくるのかがわかりずらいということも感じました。無論その辺りは、各人が、稽古する中で体得するものなのでしょうが、名伯楽であられる甲斐先生が攻めというものをどのように捉え、伝えてこられたかを知りたいと思いました。2011/05/10




