内容説明
スーパーなどで手に入る身近な食材197種類。体質タイプや症状で、必要な食材がわかります。おいしく食べて、体のバランスを整えましょう。初心者でもよくわかる薬膳と漢方の基本講座付き。
目次
第1章 やさしい薬膳のきほん(体と向き合い自然に従う;季節にあった食材を選ぶ;体質にあった養生法を知る;食材の働きを知り、バランスをとる)
第2章 薬膳・漢方の食材帳(乾物―漢方の生薬を料理で使うには;野菜―野菜を食べる薬膳的メリット;果物―五臓の働きを助ける役割;魚・肉―人間は肉食、食べる歴史がある;調味料・その他―味付けと薬膳)
第3章 やさしい漢方のきほん(漢方=漢方薬ではない;気になる症状にアドバイス;女性の養生、男性の養生)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カタコッタ
18
毎日の食事で元気になる、理想的です。パラパラと眺めているだけでスッキリとしてきました。今日も身体に良いもの、沢山食べてました。殆どの食材が漢方では薬と考えられている様です。もちろん良くないものもありますけれど。シンプルに暮らし季節に合った普通の食事が一番ですね。2025/04/20
みどり
15
コロナ禍により免疫力向上のため薬膳の勉強をしようと思った。たぶんわたしは水分を体にため込む水滞タイプ、旦那が免疫力の低下している気虚タイプかなとチェックシートで確認。そこから対策としてお互いのタイプに足りない食材を取り入れるようにした。海藻、苦手だけれどひじきと昆布とワカメを買った。木耳やクコの実も取り入れた。心なしか眠りが深くなった?気がする。自分の性格的にプラシーボ効果かもしれないけれど。自分の身を自分で守り、いたわることも今は重要なのだろうな。2020/08/09
tipsy
12
生活の変化に体も知らずに疲れるので、口にはいるもので少しは体調を整えれたらと台所に置き一年くらい使用し買物前に参考にしていた。最近改めてきちんと目を通したので読んだ一冊に。おおまかに言えばこれは食材帳で、レシピが詳しく載ってるわけではないので、ある程度の知識があった方がいいし、料理初心者向けではない。が、野菜果物、調味料お茶に至るまで、特徴や効能がかかれてみやすく、体調に合わせて食べる物を選ぶのに大変役に立った。食材の組合せや成分でよりよい摂取の方法もわかるし症状別の索引もある。個人的には良書であった。 2016/11/15
いちねんせい
10
食材帳だけあって、辞書のように使えるような本。一年ほど前に読んで、今回再読。体調や症状にあわせて主に野菜や香辛料を選ぶのに使っている。身近な材料でもできるものなんだなぁ薬膳って。食材の組み合わせはためになったけど、具体的なレシピももう少し載せてほしかった、というのは欲張りすぎか…。2015/12/14
清水清美
10
一家に一冊2014/09/06