内容説明
はじめて縄跳びができたときのこと、覚えていますか?部活最後の試合が終わって、メンバー全員で涙した日のこと、忘れていませんか?オリンピックの中継を見ていて鳥肌が立ったこと、ありませんか?スポーツは、あなたの身体だけでなく、心も鍛えてくれます。ベストセラー『大切なことに気づく24の物語』の著者が“スポーツがもっている無限の力”について書き下ろす最新作。
目次
第1章 スポーツにはいろいろな効果がある(運動は続かない;スポーツが人を変える;スポーツバカは本当か?)
第2章 スポーツで身につく大切なこと(目標を設定する能力がつく;自信がつく;生きていることを実感できる ほか)
第3章 感動と一緒にスポーツから大切なことを学ぶ(人との戦いではなくて自分との戦い;応援することで得られる喜び;あきらめないことが大切 ほか)
著者等紹介
中山和義[ナカヤマカズヨシ]
緑ヶ丘テニスガーデンをオープン。クラブ・スクール以外にもテニスショップ「テニスサポートセンター」も経営。オリジナルブランドを立ち上げ、ラケットやストリングス、テニス練習機などの開発・販売も積極的に行っている。心理カウンセラーとしての知識を応用し、経営ノウハウをまとめたセミナーは高い評価を受けている。日本メンタルヘルス協会公認心理カウンセラー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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柔
28
スポーツは頭が良くないとできない。1番は瞬時に戦術、戦略を判断、決断しなければ勝利は掴めない。だから私は運動バカなんて言葉はないと思っている。しかし部活だけやってれば勉強はしなくていいという風潮は良くない。怪我をしたり、試合に負けたり、成功したり。若い頃スポーツを本気ですることは人生の練習にはもってこいだと思う。試合の時のあの緊張感なんて、なかなか味わえるものではない。ラグビーW杯が日本を熱狂させ、そして来年にはオリンピック。スポーテには力がある。2019/11/16
きぬりん
1
スポーツ経験を通じて得られる様々な効用を、1項目あたり4頁程度で羅列。エッセイ形式の文章はとても読みやすく、有名選手のエピソードや著者自身のテニス教室での体験が織り交ぜられるなど配慮も行き届いているものの、率直に言ってさほどの面白みを感じられず、読み通すモチベがどうにも湧かない。述べられている効用に意外性を感じないとかエビデンスに欠けるといった要因もあるだろうが、それ以上に、負の側面にはまったく触れられておらず、ひたすらな礼賛に終始するからだろうか。Testostelone氏の筋トレ礼賛との違いやいかに。2025/06/09
ぱんだむ
0
読みやすかったです。運動という言葉のもつネガティブな印象に納得しました。小学校のとき体育の前はイヤ過ぎて腹痛おこしたりしてたなぁ。今はマイペースで体を動かすのも楽しいです。スポーツをしたらすべて良くなるってわけでもないと思いますが、プラスになる面が多いのも確かだと思います。我が子にもなにかスポーツに打ち込んで欲しいと思うのですがこればっかりは本人の意思次第なので難しいです。2015/03/26
たか
0
テニスコーチをしている作者が自身や生徒のエピソードなどを通して、スポーツが心身に与える様々な良い影響を語ってくれている。広く浅くといった感じの内容ではあるが、運動する習慣を身に着けていきたいなと思わせてくれた。2014/12/31
nakamu
0
まあ当たり前なんだけど、そうなんだよなあ。って思いながら読んでた。 運動とスポーツは違うっていう言説がいいかも。 「運動は続かないけど、スポーツは続く。 運動は辛いが、スポーツは楽しいからだ。」2012/03/11
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