出版社内容情報
「キャリア教育」という言葉が教育界で使われるようになって既に久しく、学習指導要領の中にも学校全体で行うべきものとして位置づけられるようになった。しかし、その担い手だけではなく、広く一般の方々にも生き方としてのキャリアを考えさせる「キャリア教育」について考えることが必要である。本書は、様々な方々に寄稿いただいた、多様な生き方・働き方について知り、自分の生き方を考えるきっかけにもなる一冊。
目次
第1部 新型コロナウイルス感染症によって生じた様々な変化(学校における変化1(教育・学習環境)
学校における変化2(学生生活の変化)
企業における変化1(雇用・労働環境)
企業における変化2(採用活動の変化))
第2部 キャリア教育の多様性(外国にルーツを持つ子どものキャリア教育;障がい学生のキャリア教育;ジェンダーから見たキャリア教育1性的マイノリティ;ジェンダーから見たキャリア教育2女性)
第3部 キャリア教育の起承転結(起業―雇われない働き方;承継―家業を継ぐ生き方;転職―働き方・生き方を変える;結末―第2のキャリアに向けて)
第4部 新しい時代のキャリア教育について様々な立場から考える(国家公務員・政府関係者に聞く;実務家・実践家に聞く;起業家・アントレプレナー育成関係者に聞く;学校現場(小中高)の担当者に聞く)