出版社内容情報
功あるといって偉人なのか。無能と言われども評すべき行いもあるのでは。日本史上の人物を再評価すれば、新たな史実が見える!
内容説明
時代小説やテレビドラマ、漫画、アニメで登場する日本史の人物たち。教科書で習ったとおりの姿では、スーパースターだったり偉人だったりするが、史実を細かくひも解いたらじつはそれほど活躍していなかったり、むしろ評判が芳しくなかったりする人物も。その反対に、暴君や無能のレッテルを貼られているイメージの人物が、別の角度から見ると実は高評価されていたりすることも。日本史で名を耳にする人物の実像を見つめ直せば“新たな日本史”が見えてくる!
目次
1 大河ドラマの主人公「明智光秀」その真の人物像
2 有名なのに、一般的な評価に疑問が残る人物
3 世間のイメージとは、別の一面を持つ人物
4 トップとはタイプが異なる、NO.2の人物
5 いまひとつ知名度は高くないが、重要な人物
6 全国ではイマイチでも、地方では知名度抜群の人物
著者等紹介
山本博文[ヤマモトヒロフミ]
1957年、岡山県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。同大学院人文科学研究科修士課程修了。文学博士。東京大学史料編纂所教授。1992年、『江戸お留守居役の日記』(読売新聞社、のち講談社学術文庫)で第40回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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