出版社内容情報
教科書では駆け足でパスする家綱から家斉までの江戸時代中期は、実は今の日本の基礎を作った時代。時代がそうなれた理由とは?
内容説明
江戸時代中期は、実は、疲弊した制度をあぶりだし、新しい時代に対応し、社会がいろいろな熟成を繰り返して明治維新への地盤固めが進行した時代。江戸中期がなかったら、明治以降の発展した日本はなかった!?現代とみまがう経済や世相。「太平の世」に武士は町民は何をしていた!?学校の授業では鎖国から幕末まですっとばされる江戸中期。将軍も皇室も庶民も、淡々と立場を熟成させていた。江戸の華である鎖国までと幕末「以外」に注目!
目次
プロローグ 勤勉で従順な日本人の誕生
第1章 家綱の時代
第2章 綱吉から家継の時代
第3章 吉宗・田沼・松平の時代
第4章 家斉の時代
第5章 天保年間に江戸時代中期は終わる
第6章 今に通じる!江戸時代中期の産業の起こり
エピローグ 新しい時代の社会システムや文化の形成期
著者等紹介
島崎晋[シマザキススム]
1963年東京生まれ。立教大学文学部史学科卒業。旅行代理店勤務、歴史雑誌の編集を経て、現在は歴史作家として活躍中。著書多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。




