内容説明
世界をけん引してきたアメリカの歴史は、実は浅い。しかし、そんなアメリカがなぜ大国にのぼりつめることができたのか?合衆国誕生からゴールドラッシュ、2つの大戦、さらには同時多発テロを経て、日本や世界といかに関わってきたのか…。英語対訳で読む「大統領の名演説」も付いている、アメリカの建国と歴史の真実!
目次
序章 トランプ大統領の誕生は必然だったのか
第1章 アメリカ合衆国の誕生
第2章 西部開拓と先住民の悲劇
第3章 南北戦争と奴隷解放
第4章 アメリカの世紀
第5章 冷戦と公民権運動
第6章 テロとの戦い
著者等紹介
島崎晋[シマザキススム]
1963年東京生まれ。立教大学文学部史学科卒業。旅行代理店勤務、歴史雑誌の編集を経て、現在は歴史作家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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James Hayashi
23
この書だけでは足りないが、アメリカの歴史書だけでは見えてこない部分に発見があり参考になった。アメリカンコーヒーは茶会事件に由来。焙煎器具が少なく産み出された。(コーヒー豆はどこから仕入れたのか?)アイルランドでポテト飢饉が5年続き、米国への移住が増えた。オバマの広島でのスピーチで米兵のPOWが亡くなっていることを認めている。しかし日系アメリカ人も多くいたことには触れていない。トランプの就任演説も一部掲載。簡潔で分かりやすいが何処へ向かうことやら。2017/04/17
まめ@暫くイン率落ちます
5
残り数ページの所で本棚にしまってしまい、他本を読んでいました。アメリカ大陸発見、独立戦争、世界恐慌、そしてオバマ就任ートランプ就任まで。白人至上主義、イデオロギー、他国との戦争細かく書かれていたので読むのに少し疲れつつ読了です。2017/05/23
うえちゃん
2
戦争と思惑、時に殺戮の歴史は自分には合わなかったのか、なかなか読み進めにくかった。アメリカだけが血塗られた道を歩んできたのではなく、どこの国も多かれ少なかれ同様。日本だって長い歴史の中で内戦や他国との戦争を繰り返してきた。だからこそ今の(完全ではないが比較的)保たれた平穏な日常があるのであって、それを享受できることに感謝しようと思えました。2022/07/24
カルロ・イータン
2
アメリカはまさに移民の国。人種のるつぼと言われるようになった経緯が理解できた。州が形成されていく様子は、現在の大統領選さながらの陣取り合戦のようでおもしろい。タイトルにもあるように、アメリカの歴史は世界との関わりの中にある。そこに宗教が深く関わっている事実は、日本人には理解し難いところかもしれない。おおまかな流れであるが、アメリカの歴史を学んだことで、国民がトランプ大統領を選んだことも納得できる。2017/04/20
Masa
1
書店新刊コーナーにて発見、購入。成り立ちから特殊な他民族人工国家アメリカの歴史。歴史が短いからといって簡単ではないね。アメリカの歴史=戦いと征服、偏見と差別の歴史である事が分かる。ネオコンとキリスト教福音派のお陰で世界はますますおかしな方向へ進んで行きそうな予感。しかしこの本、誤字が多いな。2017/10/31
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