目次
第1章 朝鮮半島に崩壊の危機が迫る
第2章 中国経済はすでに破綻した
第3章 38度線が消滅する
第4章 共産党一党独裁体制の矛盾が噴きだす
第5章 米国は日本を見捨てない
第6章 中国、韓国の素顔と日本の実力
著者等紹介
長谷川慶太郎[ハセガワケイタロウ]
国際エコノミスト。1927年京都生まれ。1953年大阪大学工学部卒業。新聞記者、雑誌編集者、証券アナリストを経て、1963年に独立。1983年に出版した『世界が日本を見倣う日』(東洋経済新報社)で、第3回石橋湛山賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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T坊主
6
1)張成沢が粛清されたのは瀋陽軍区が習近平にコントロールが代わった事を示すのに一番効果があった。2)中国が北朝鮮への無償援助を絞り始めたので、韓、日に秋波を送り始めた。3)人民解放軍と共産党は権力闘争に陥った。4)北朝鮮が捨てられるという事は、中国が潰れるという事。5)自国の公害対策費用を日本企業に負わせようとする姿勢がある。6)公害防止装置を設置しても、維持費がかかり稼働させない。7)中国がこけても、日本には大きな影響はない。8)中国報道は、日本では悪い事はあまりかかれない点を十分に知っておく事が大事。2014/10/22
トラビス
3
中国、半島情勢がよくわかる。著者は、中国から見放された北朝鮮の自滅によって韓国による南北統一が行われるとのシナリオを予測しているが、私は2015年12月からの在韓米軍撤退によって抑止力を失った韓国が北の軍事侵攻を受ける可能性もあると思っている。いずれにしても先日、朝鮮日報が「2040年に南北が統一され「統一韓国」となれば、経済的に主要7カ国(G7)に入れるだけでなく、外交面・安保面での地位も大幅に上がり、国連の常任理事国入りも狙えるという見通しが発表された。」と報じていたが、どこまでお花畑思考なのか。2014/08/07
terbagus
2
2014年もあと2ヶ月ほど。氏の大胆な予想は的中するのか。確かに氏の言うように中国はどうなっているのかわからない状況が続いている。表題の北朝鮮については氏の言うように日本にとってはほとんど影響ないと思う。中国の騒乱が日本経済にそれほど影響を及ぼさないでくれればとは思う。日本人の悲観主義が心配だ。2014/10/19
モビエイト
2
朝鮮崩壊というタイトル。北朝鮮が日本に擦り寄ってきているのには中国が援助を出来ないといった裏事情があると言ったことがわかりました。朝鮮統一は簡単ではないし、経済的にも韓国一国だけでは難しい事もわかりました。2014/07/13
ナナミ
1
2014.6月出版。世界情勢を解説してくれてる。ニュースでみると断片的なことしかわからないが、本を読みなるほどと思う。ただ、多少そうなってないこともあるが、まだかもしれない。2017/02/18