内容説明
脳をつねに若々しくイキイキさせる決め手は、いつまでもどこまでも『Hな脳』であること!そう断言する大脳生理学の権威が、持論の「脳活性法」を本書でやさしく伝授する。『Hな脳』とは、飽くことなく探求するココロのこと。そのHな脳を保つためのセックスの大切さを強調するとともに、脳の仕組み、日常生活で注意すべきこと、手軽にできる脳トレなどを丁寧に解説する。
目次
第1章 男女の脳の不思議な仕組み
第2章 性感を高めることが脳の活性化につながる
第3章 異性を愛することが脳の活性化を高める
第4章 早起きと睡眠管理が脳の活性化をサポートする
第5章 リズミカルな生活が脳の活性化をうながす
第6章 いつまでも若さを保つための脳の活性法
著者等紹介
大島清[オオシマキヨシ]
1927年、広島県生まれ。東京大学医学部卒業。京都大学霊長類研究所教授、愛知工業大学教授を経て、京都大学名誉教授。医学博士。サケの母川回帰、サルとヒトの生殖生理の比較研究など、一貫して生物の「性」に学問的関心を寄せる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月讀命
48
『なぜ、脳はセックスで活性化するのか?』というタイトルの本。人間をイキイキとさせる為には、Hな脳を維持する事が重要であると言う。・・・・日々Hをしすぎると馬鹿になるとか、女のケツを追っかけ回す人は低俗な輩であるというのが日本の一般常識だったが、この本はセックスを真っ向肯定する。幾つになっても、色恋に興味を持ち、ときめきを忘れなければ、脳細胞の減衰を防止し、いつまでも若々しく生きられると言う事なのだろう。もう体は若くないので、そっちの方は不可能として、頭の中で想像すれば若返るのか?当にムッツリスケベである。2012/07/20
超新星
4
タイトルとは裏腹に脳の仕組みや日常生活における脳の使い方全般に書かれた本。 右脳を使うに手っ取り早い方法は、左手を使うこと!これは早速、実践したいと思う。2016/01/15
まー
3
【概要】 セックスによって脳は活性化する。 体も健康になるし、長生きするし、病気も防げる。 統計や脳科学により分析していきます。 【感想】 これ結構面白い。 笑えるとかじゃなくて、科学的な興味がそそられるといった感じ。 体や性について、楽しく学べます。 買いにくいタイトルですが、ぜひ読んでほしい一冊。 ただ、性についての記載は全体の半分ちょいくらいで、ちょっと物足りない。 他にも脳を活性化する方法が述べられてるんだよね、規則正しい生活をするとか。 個人的には性についての内容がもっとほしかったかな。 2015/09/24
DrqYuto
2
6章 年齢に関係なくおしゃれができれば、脳は活性化しつづける が為になりました2020/03/14
のん818
2
基本的に男性向け、のような。挑発的?なタイトルではあるけれど、要はいつまでもトキメキを忘れるな、と。2010/01/05