内容説明
本能寺の変、新選組の池田屋事件、坂本龍馬襲撃の寺田屋事件に暗殺の近江屋事件…。京都は日本史の契機となった事件の舞台が多々ある。そうした歴史事件の諸説を洗い出し、現在のその場所を訪ね歩いて検証、総括。京都を主なフィールドとする旅行作家である著者の目線から、事件の捜査さながらの「現場検証」を行う歴史雑学読みもの!
目次
新選組・裏切の事件簿
坂本龍馬・急襲の事件簿
織田信長・魔道の事件簿
豊臣秀吉・蛮行の事件簿
徳川家康・謀略の事件簿
暗殺・天誅・梟首の事件簿
陰謀・怪異・怨霊の事件簿
著者等紹介
清水さとし[シミズサトシ]
旅行作家。京都出身。編集プロダクション「ペンライフ」を主宰し、長年にわたり旅やレジャーのガイドブックや雑誌に広く携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kashimacchi
4
【再読】三年半ぶりに再読。古の都だけあり、路地1本1本に由緒がある。また日本史の重要な事件も多々起こっており、その旧跡めぐり、行きたい所がまた増えた。2020/02/07
わ!
0
京都で起こった、歴史上の事件の数々を「被疑者」「被害者」などとともに、何が起こったのか…というところを、週刊誌っぽく取り上げて読みものとしている。だから読んでいて楽しい。ただ…これが書けるのは、著者が大学教授などの学会員でなく、まだ完全に裏どりされていない説でも、さらっと書ける著者だからの話であり、まぁそれだけの面白いことも書ける人だとも言えるが、その説がくつがえるデメリットも存在するのだろう。2020/12/10