占領期の性暴力―戦時と平時の連続性から問う

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占領期の性暴力―戦時と平時の連続性から問う

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  • サイズ 46判/ページ数 315p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784406066938
  • NDC分類 368.4
  • Cコード C0036

出版社内容情報

1945年の敗戦直後、日本政府は占領軍向け「慰安」施設をつくった。銀座にあったRAA(特殊慰安施設協会)など、政府が今も関与を否定する売春施設の経緯と実態を解明する。ジェンダーの観点から現代史の暗部に学問の光を当て、ひるがえって、性産業のあり方や従事する女性の「自己責任」論なども検討した労作。

内容説明

国策売春、人々のまなざし…ジェンダーと性的人格権の視点から。

目次

序章 なぜ占領期の性暴力を議論すべきなのか
第1章 占領期の国策売春施設設置と国や警察の関与
第2章 特殊「慰安」施設の資金調達と各都道府県の動向
第3章 日本の公娼制度と占領下日本における米軍性政策の展開
第4章 エゴ・ドキュメント分析1―日本人の日記・回想録から
第5章 エゴ・ドキュメント分析2―日本国憲法GHQ草案作成に関わった米国人
第6章 エゴ・ドキュメント分析3―占領期日本に滞在した外国人の日記・回想
終章 性暴力における戦時と平時の連続性

著者等紹介

芝田英昭[シバタヒデアキ]
立教大学コミュニティ福祉学部教授(社会保障論)。1958年福井県出身。金沢大学大学院博士後期課程単位取得退学。博士(社会学:立命館大学)。福井県職員、西日本短大専任講師、大阪千代田短大専任講師、立命館大学産業社会学部教授を経て現職。自治体問題研究所顧問。水彩画家、社会運動家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ナツ

1
戦前戦後現在の売買春についての関連性を、戦時と平時の違いなり共通性なりについて研究。 終章のこの文章に尽きると思いました。 「戦後、一般女子の防波堤として売春の心得のある者を占領軍兵士に供したのである。このイデオロギーは、男性兵士は慰安婦によって性的快楽を得て、結果一般女性への性暴力・性犯罪をとどまるとするものである。しかし一般女性と慰安婦との二分法は性差別であるとともに、女性を分断また、筆者は、このイデオロギーが平時においては、一般女性と売春婦に置き換えられ一般化される点に注目している。」 終章より引用2023/03/12

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