目次
第1章 子どもの自立の移り変わり(働く子ども;学校と子ども)
第2章 現代社会における子どもの自立(社会の中での子ども;世界の中での子ども)
第3章 自立した人間として生きる(他者と共に生きる;未来をめざして生きる)
著者等紹介
都筑学[ツズキマナブ]
中央大学文学部教授。教育心理学を専攻。1951年東京都出身。東京教育大学教育学部卒業。同大学教育学研究科修士課程修了。筑波大学心理学研究科博士課程単位取得退学。博士(教育学)。主な研究テーマは、時間的展望の発達、進路選択と時間的展望の関係、ライフコースと人間発達、写真投影法による人間理解など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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テツ
12
こどもに向けた内容だけれど、山ほど見かける自立も自律もできていない大人たちにこそ読んで欲しい。わりと勘違いしがちで、勝手にそう考えて自縄自縛に陥る方もいるけれど、別に誰も一人で全てを熟せなどという無茶な要求はしていない。社会を構築し群れの中で生きているぼくたちは、物理的にも精神的にもそもそも一人にはなりようがない。支え合い助け合うことは種にとっても一個体としてもメリットしかないと、人類はしっかり理解している。そうした在り方、システムの中で自立するとはどういうことなのかと今一度考えることのできる良書。2022/06/22
Go Extreme
2
子どもの自立の移り変わり:働く子ども 学校と子ども 現代社会における子どもの自立:社会の中での子ども 世界の中での子ども 自立した人間として生きる:他者と共に生きる 未来をめざして生きる2021/09/07