内容説明
山また山のその先にようかいばあちゃんはすんでいます―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はる
47
山の中の小さな村で暮らすひいおばあちゃん。すみれちゃんはこのおばあちゃんの家に一人でお泊まりすることになります。茅葺き屋根に囲炉裏端。郷愁を誘う雰囲気に期待したのですが…。うーん、すみれちゃん…自分のおばあちゃんを「ようかい」と呼ぶのはどうだろう。どうしてもおばあちゃんの視点で読んでしまう。ラストもなんだか寂しいね。最上一平さんにしては深みがない感じ。種村有希子さんの絵は可愛いですが。2021/06/21
うー
23
低学年〜の児童書。山奥にすむおばあちゃんの家に一晩泊まりに来たすみれちゃん。おばあちゃんと一緒だとおもしろくて不思議なことが沢山起こる。。きつねの嫁入り行列でヨサコイソーラン踊ってるのが見えるなんて楽しいね!すみれの花を誤って踏まないよう小石で囲むおばあちゃんも、すみれちゃんも、素直でとってもかわいくてほっこり。2023/04/17
おはなし会 芽ぶっく
15
第48回 北海道指定図書 低学年 すみれちゃんはおばあちゃんの家に初めて一人でお泊りにいきます。おばあちゃんの家は山また山のその先!おばあちゃんのすることや暮らしは、すみれちゃんにとって摩訶不思議なことばかり。すみれちゃんはおばあちゃんを「ようかいばあちゃん」と呼びますが(いい意味で)、それはすみれちゃんの想像力の豊かさから。2022/05/21
遠い日
6
シリーズ1。山奥で暮らすひいばあちゃんちにひとりでお泊まりするすみれちゃん。「ようかいばあちゃん」と名付けたエピソードもすみれちゃんの想像力の賜。大地ふみは山への、自然への畏敬を込めて。見えるものだけが存在するものではないよと、すみれちゃんに示すようかいばあちゃん。「エライオソーム」ということばは出てこないけれど、小さなすみれとアリの関係にも心を砕くすてきなばあちゃん。働いてきた手は皺深く、何でも生み出すすごい手だ。心の目で見ることを教えたようかいばあちゃん、すてきだ。2022/02/05
そうさん
5
7歳。うーん。人気の本のようだが、うちは親子共々盛り上がりポイントが残念ながらよくわからない。田舎の昔ながらの暮らしが描かれているのはいいと思うのだが。2021/11/28