内容説明
自分をラクにする心の休ませかた。
目次
序章 自分にもっとやさしくしよう
第1章 コロナ禍で明らかになったこと(どちらもリモートワークなのに…;コロナのストレスに負けないために ほか)
第2章 コロナ禍の診察室から(居酒屋の「文化」は消せない;「前向き思考」からは見えないもの ほか)
第3章 自分を追い込みすぎていませんか(そのときは、そのとき;「あれ、ついてないな」と思ったら ほか)
第4章 あなただけの苦しみ、悲しみに時間をかけて(コロナ禍でお酒と上手につきあう;料理にとらわれてうつ病に ほか)
著者等紹介
香山リカ[カヤマリカ]
1960年北海道生まれ。東京医科大学卒。精神科医。立教大学現代心理学部教授。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スナフキン
6
コロナ禍の真っ最中に書かれたエッセイ集。今読むと、懐かしい気持ちも。もっと休んでいい、自分をいたわっていいというメッセージは真面目な人、自分に厳し過ぎる人には伝わらないかも。著者はいい感じに力が抜けているなと思う。2024/06/19
coldsurgeon
4
どうしても、ついつい、周囲の人の動向が気になり、空気を読むことが多いためか、週初めに疲労感が出現し、週末になあんとなく、ほっとしている自分に気づかされます。著者は、もっと自分のことを大事にしてよいと言ってくれるので、その想いに、身を委ねることにします。疲れた心が、身体を疲れさせることに気づく、この頃。2022/01/27
冬峰
2
コロナ禍真っ最中の状況で書かれたコラム。タイトルのとおり、みんな頑張りすぎてるからちょっと休みなよ、自分をそんなに鞭打たなくていいでしょ、という話。何かの連載だったのか、日々の出来事や患者さんの話も入っていて、日記を読んでるような感じ。医者に「先生はコロナ禍でも人の役に立ててるから羨ましい」と言う患者さんがいて、もうそんな考え方ならうつ病になるよね、と思う。でもコロナ禍では似たような感覚になる人が多かった模様。「人の役に立つこと」がやたら価値を持たされてる社会、だからみんな自分を責めがちなのかな…。2024/12/21
Ninja
0
記録:視野を狭める、自分をほめる癖、自己有用感獲得欲求、身近な人を大切にすることから、月曜日に楽しみを、辛いときの自分が全てではない、忙中閑ありウツ中ラクあり2022/11/08
スフレチーズケーキ
0
なんとなくですが、広く浅い話ばかりに感じてしまいました。まあそういうこともあるよな、という軽い印象しか残りませんでした。2022/06/07
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