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内容説明
葬儀の途中で僧侶に着信音、でも喪主が大喜びしたわけは?親一人子一人で親の突然死、一人残された子どもにかける言葉は…。葬儀の六年後に届いた手紙、そこに書かれていたのは…「またひとりお亡くなりになりました。お引き取りお願いします」だれでもが迎える死。最後の訣れを悲しいだけにしない丁寧なお見送りの“おくりびと”。好評、やさしさに包まれる葬儀にまつわる物語続編。
目次
儀(レクイエムは六甲颪;さよなら先生!またね!! ほか)
式(あの世でも言いつづけてや;父のあとを追って ほか)
送(歌詠みナース;驕りたしなめる栞 ほか)
祭(書き直した位牌;命を助けた葬式 ほか)
著者等紹介
辻井康祐[ツジイコウスケ]
1934年、大阪市生まれ。葬祭ディレクター1級・元葬儀社勤務。小学校5年生の時、戦火に追われ三重県へ疎開し、そこで育つ。大阪の微生物研究機関職員、土木会社勤務などを経て、53歳で葬祭業に出会う。葬斂屋(そうれんや=おくりびと)として、阪神淡路大震災を経験。78歳で引退。25年間の葬儀社勤めでは、納棺部長として心をこめたお見送りを心がけ、手がけた葬儀は3000件を超す。趣味の俳句、短歌では投稿した作品が度々新聞・雑誌に掲載、俳画の個展は30回を越える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。