内容説明
言葉は、時代とともに変わる生き物だ!
目次
第1章 昔の名前で…
第2章 「赤旗」らしさ
第3章 どういう意味なの?本来の意味とは違う言葉
第4章 間違えやすい言葉
第5章 どう書き表すか
第6章 外来語ってややこしい
第7章 文法なども考えてみよう
第8章 ちょっと気になる言葉
第9章 紛らわしい同音異字、同訓異字
第10章 慣用句の使い方
第11章 新語・流行語・若者言葉
著者等紹介
河邑哲也[カワムラテツヤ]
1960年生まれ。1985年しんぶん赤旗編集局入局。2000年から校閲部長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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yo yoshimata
2
日本語って難しいな…ってのが読後感です。でも、筆者がラストで「最初から間違いだと決めつけず、どう使われているか、耳をすまして聞いてみたい」と書いていて、ちょっとホッとしました。赤旗をもっと注意深く読みたくなった一冊です。2015/10/07
Taira Sasaki
0
書名から想像していた中身と違って、少し裏切られた感もありますが、とても勉強になりました。雑学書としても楽しめるのでオススメです。人に話したくなります。2015/11/11
結城雄貴
0
「慰霊碑」や遺骨を数える「柱」は国家神道の概念だから基本的に使わないようにしているなど、「赤旗」らしく興味深い。ただ解説されている大半の説明は重複表現や送り仮名など、一般的な言葉遣いについての話なので少し残念。その中でも「第1日目」(第と目)や「満天の星空」(満天と空)が重複表現っていう指摘は、あまり見たことがなく面白い。2015/09/26