内容説明
日本国憲法ができたとき、子どもたちの気持ちは―時々の子どもの声に学び、平和憲法を守る大切さをとらえなおす本です。
目次
1 許せない「解釈九条改憲」(子どもたちを再び戦場に送るな;「戦争のできる国づくり」をすすめる安倍首相;戦後民主教育を敵視する安倍「教育改革」;沖縄・竹富町教委は、なぜ育鵬社の教科書を拒否したか;子どもたちも主権者国民)
2 子どもたちが綴った平和憲法(憲法には日本人の戦争体験がつまっている;広島・長崎の悲劇を繰り返さない;戦争の加害体験を学ぶ;「戦争の放棄」を空文化してはならない;世界で戦争は止まないが―平和を愛する世界に)
3 子どもたちと平和を語り合う―それでも子どもは未来志向(「死に損ない」と罵倒した中学生と「ことば育ち」;高校生・大学生は憲法九条をどう捉えているか;歴史を受け継ぎ、次の世代に伝える;お母さんが提起した平和運動―憲法九条にノーベル平和賞を)
著者等紹介
村山士郎[ムラヤマシロウ]
1944年山形県に生まれる。1977年東京大学大学院教育学研究科博士課程修了、教育学博士。現在、大東文化大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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