精選折口信夫〈2〉文学発生論・物語史論

個数:
電子版価格
¥3,080
  • 電子版あり

精選折口信夫〈2〉文学発生論・物語史論

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月17日 02時19分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 288p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784766425499
  • NDC分類 918.68
  • Cコード C0395

出版社内容情報

『精選?』では「貴種流離譚」や「笑いの文学」、「源氏物語論」などの物語史とともにとらえる。折口信夫の最後の弟子が

後世に残す

折口信夫のエッセンス

生涯のテーマであった「日本文学の発生論」の展開



本シリーズは、折口信夫(1887年?1953年) の学問研究および釈迢空の筆名で発表された詩歌の作品をも含めた、全著作からのアンソロジー。編者は、最後の弟子であり、歌人でもある岡野弘彦。以前から心に秘めていた師・折口信夫の精選の「詞華集」である。



折口は生涯に亘って何を求めたのか――。若い人々の篤い心で読まれることを企図している。



折口信夫の生涯のテーマであった「日本文学の発生論」。日本人の心の始原の言葉とはなにか、文学を押し動かしてきた力とはなにか、を重層的に問い続けた折口の展開を、本『精選?』では「貴種流離譚」や「笑いの文学」、「源氏物語論」などの物語史とともにとらえるものである。

 凡 例



国文学の発生(第一稿)呪言と叙事詩と

国文学の発生(第二稿)

国文学の発生(第四稿)唱導的方面を中心として

 *

小説戯曲文学における物語要素

日本文学の内容

笑ふ民族文学

 *

日本の創意 源氏物語を知らぬ人々に寄す

反省の文学源氏物語

ものゝのけ其他



 折口先生と源氏物語の講義  岡野弘彦 

 解 題  長谷川政春

折口 信夫[オリクチ シノブ]
著・文・その他

岡野 弘彦[オカノ ヒロヒコ]
編集

長谷川 政春[ハセガワ マサハル]
著・文・その他

内容説明

折口信夫の生涯のテーマであった「日本文学の発生論」。日本人の心の始原の言葉とはなにか、文学を押し動かしてきた力とはなにか、を重層的に問い続けた折口の展開を、本『精選2』では「貴種流離譚」や「笑いの文学」、「源氏物語論」などの物語史とともにとらえるものである。

目次

国文学の発生(第一稿)―呪言と叙事詩と
国文学の発生(第二稿)
国文学の発生(第四稿)―唱導的方面を中心として
小説戯曲文学における物語要素
日本文学の内容
笑ふ民族文学
日本の創意―源氏物語を知らぬ人々に寄す
反省の文学源氏物語
ものゝけ其他

著者等紹介

折口信夫[オリクチシノブ]
1887年2月11日、大阪府生れ。国文学者、民俗学者、歌人、詩人。歌人としての筆名は「釈迢空」。國學院大學国文科卒業。國學院大學教授、および慶應義塾大学教授。1953年9月3日逝去

岡野弘彦[オカノヒロヒコ]
1924年、三重県生れ。歌人。日本芸術院会員、文化功労者、國學院大學名誉教授。國學院大學国文科卒業。昭和22年から28年9月の逝去まで、折口信夫と生活を共にして世話をする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マーブル

5
折口信夫。天才か、奇才か。日本文学の流れをその場にいたかのように語る。奔流のように流れていく論考。時には断定的に、時には創造力を逞しく。流れはあちらにぶれ、彼方に跳び、うねりうねって展開する。古代に生まれ神に捧げられた文学の萌芽から、自らの力と技で作為を始める時代を通り抜けて近代まで、日本文学の歴史を一大叙事詩のように語る語り口は、容易く理解や受容を許さない。民族学に抱いていいたイメージの大枠から外れた些末事すら事実のように述べる手法は、生き生きとし、無味乾燥な学問からは感じられないものを与えてくれる。2018/12/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13195395
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品