目次
なぜ綱領を学ぶのか(他の政党と比べてみると―綱領をこんなに熱心に学んでいる政党はない;情勢を深く長い視野、世界的な視野からつかみ、未来への展開をつかむ ほか)
戦前の日本社会と日本共産党(1)―なぜ戦前から始まるか(ここには日本共産党の立党の原点がある;戦前の問題は、今日の問題とつながってくる)
戦前の日本社会と日本共産党(2)(戦前の日本社会(1)絶対主義的天皇制
戦前の日本社会(2)侵略戦争と植民地支配 ほか)
現在の日本社会の特質(ポツダム宣言について;独立国から事実上の米国の従属国への変化 ほか)
著者等紹介
志位和夫[シイカズオ]
1954年千葉県生まれ。1979年東京大学工学部物理工学科卒業。現在、日本共産党幹部会委員長、衆議院議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yo yoshimata
3
日本の現状と未来を考えるすべての人に読んでもらいたい一冊です。特に、「なぜアメリカいいなり政治なのか?」の疑問に、占領下に刷り込まれたDNA、安保改定の密約の両面から迫っている部分は、新発見がいっぱいでした。2013/04/02
A
0
日本共産党ときいてアレルギー反応を起こすのはいかがなものかと思い読んだ。 矢部氏の著作は読んで日米従属構造について知ったが、何年も前に共産党は綱領に掲げそのことを批判しているのを初めて知った。 綱領▶︎党の基本的な考えを示すもの 綱領を学ぶことは、(党員が?)物事を広い視野からみて、発展の方向を国民の多数と共有するとこを目的としている。 日本共産党の綱領には、現在の日本社会の歪み(対米従属等)と、その原因である戦前の体制について書いてある。本書では、その具体的事例を資料をもとに記述してある。2020/04/03
松村 英治
0
どんなものかと思って読んでみた。正しいかは不明だが、言いたいことの筋は通っている気がする。2018/08/15