内容説明
本書は、何らかの形で「教育活動」場面に身を置いてはいるが、カウンセリングの専門家ではない、という読者を対象に編集がなされた。したがって、カウンセリングの多様な理論、手法について解説するやり方ではなく、実際のカウンセリング場面において、何がもっとも肝心な事柄であるかを直截に述べることによって、おのずとカウンセリング・マインドについて理解がなされるように期している。
目次
記号の歌
心のプリズム
カウンセリングの記録から
良い子の挫折におけるカウンセリング
カウンセリングとことわざ
祈りのカウンセリング
我がカウンセリング人生より
内観日記のすすめ
カウンセリングと危機介入とのはざまで
看護におけるカウンセリング・マインド
自主性を育てる教育
悪党はいない―中学校長のメモより
カウンセリング・マインドによる対応
カウンセリング・マインドとは何か―精神分析の観点から
カウンセリングの重み
人が育つリーダーシップ
暮らしに息づくカウンセリング・マインドを
カウンセリングと私