内容説明
安倍政権がすすめる“官邸機能強化”―そのウラで、大きく変貌した日本経団連の露骨な「政策買収」と「政治支配」が進んでいる。彼らは、日本をどこに導こうとしているのか。
目次
序章 財界の何が変わったのか
第1章 基礎的データにみる日本経団連の変貌(企業規模の巨大化;産業構成の高度化 ほか)
第2章 日米経済関係はどう変わったか(1980年代:貿易摩擦の激発―脅しと円高による対米輸出の規制;1990年代:海外への生産拠点の移転―「包括協議」「日米間の強化されたイニシアティブ」 ほか)
第3章 「構造改革」路線と財界(財界戦略としての「構造改革」路線―その“マニフェスト”としての「豊田ビジョン」;「構造改革」の司令塔としての経済財政諮問会議―財界は、それをどう活用したか? ほか)
第4章 政治資金の流れにみる財界支配(日本経団連による新たな「政策買収」システム;自民党における政治資金の流れの変化 ほか)
著者等紹介
佐々木憲昭[ササキケンショウ]
1945年北海道生まれ。衆議院議員、日本共産党幹部会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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