内容説明
砂で埋まったえりもの浜に、五十年という年月をかけ、森をよみがえらせた漁師たちの物語―。
著者等紹介
本木洋子[モトキヨウコ]
東京都に生まれる。日本児童文学者協会会員
高田三郎[タカダサブロウ]
1941年北海道美唄町に生まれる。神奈川大学卒業
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感想・レビュー
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どら母 学校図書館を考える
8
旧プロジェクトX 山と海の深い関係 一度荒れた自然は、戻るために荒らした時間、かかる2024/08/08
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
8
第50回青少年読書感想文コンクール課題図書 中学年 子育てと絵本の講演会 もともと北海道の日高地方は太古の森だったそうです。森の恵みが海を育て、日高山脈の麓は昆布の宝庫、けれどその昆布を求めて人が森を無くし、魚の寄りつかない海へと変えていった…。2014/06/09
遠い日
6
豊かな海は必ず豊かな森や山と繋がっている。今では広く知られるようになったことだが、いったん砂漠化するまで木を切り尽くしてしまった襟裳の百人浜の昆布漁師たち。死してなお暴れる砂漠となった浜。植林するための整地から取り組んだ50年の歳月。緑は人の心にもオアシスをもたらす。そして、決して諦めなかった常雄さんたちの苦労は、深い悔恨の情に発した真の行動に裏打ちされたものだったのだ。2017/07/20
あーさん☆GWは墓参りをハシゴしました。暑くてバテました。
5
昆布の話?(; ̄Д ̄)?2017/07/29
ひろ
1
森というより海のお話。それだけ関係が深いのだと分かる。すごく寒そうだけど、海や浜の絵がとても好き。2023/11/30