内容説明
澄んだ水の中を泳ぐ魚の群、砂浜をせわしく歩きまわるカニやヤドカリ…日本各地の干潟の埋め立てが進むなか、渡り鳥の重要な中継地となっている三番瀬の自然や全国の干潟保全運動を紹介。干潟観察に最適。
目次
1 三番瀬の生態系(三番瀬はどこにあるの?;東京湾のすがた;干潟ってきれい?;渡り鳥はどこからやってくるの?;三番瀬の魚介類;豊かな三番瀬が埋め立てられる?)
2 日本の干潟の危機(干潟の特徴;ヘドロができるしくみ;干潟は巨大や天然の浄化槽だ!;干潟(湿地)と開発
干潟を守る運動
ラムサール条約とは
どうしたら干潟を守れるの?―私たちにできること)
著者等紹介
田久保晴孝[タクボハルタカ]
1950年、千葉県生まれ。鳥類保護連盟専門委員、千葉の干潟を守る会副代表、三番瀬を守る会会長、日本野鳥の会東京支部幹事。江戸川区立南葛西中学校教諭
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