内容説明
あなたは、春の光の中にさくむらさきのなの花をみたことがありますか。野の花にこめられた戦争の悲しみと平和への決意―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
11
最近はあちこちで見かけるむらさき花だいこんに、このようなエピソードがあることを初めて知りました。 日本の負傷兵が中国の女の子から受け取った花が、平和への祈りとして広まったことには、素晴らしさを感じました。 でも、この絵本の前半はとても残忍です。 鬼となって民間人を殺戮した現実は、この花で癒せるのでしょうか。 懺悔の気持ちが感傷となっていないか、ちょっと疑問にも思います。 きれいごとではなく、日本の罪を描ききったところに、この絵本の素晴らしさがあると思います。2017/07/02
ヒラP@ehon.gohon
7
【再読】大人のための絵本2023/09/23
ぱちょ
2
むらさき花だいこんってちゃんと知らない。こんな由来があるのだな。戦争を伝える絵本。2020/11/30
まげりん
1
紫色のこの花はそういう由来があったのか!?しらなかった…。2014/09/29
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