内容説明
はじめてのことを、おもいきってひとりでやってみるときは、だれでも、ふあんですね。ケイスケは、病気のおじいちゃんがしんぱいで、それに、あまいイチゴもたべさせてあげたくて、遠い町へいく電車に、ひとりでのってしまいましたが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねなにょ
1
いつもいるお母さんがいなかったので、初めて合鍵を使って中に入って、ちょっとお兄さん気分。おやつの苺を食べて、ふとテーブルに目をやると、おじいちゃんが危篤らしいとの手紙が。おじいちゃんが大好きなケイスケは、いてもたってもいられず、おじいちゃんの好物の苺を持って電車に飛び乗った！図書館で『にぎりめしキップ』とは、面白いタイトルと借りて、帰宅して読み間違いに気づき、ちょっとがっかり。しかし、家族を思いやる心が、甘えん坊だった男の子の勇気を振起させる良いお話でした。2013/05/07
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- 和書
- 流砂 〈第８号〉
