言葉と物語―現代リアリズム論

言葉と物語―現代リアリズム論

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  • サイズ B6判/ページ数 214p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784406016162
  • NDC分類 910.26

内容説明

いまや小説は〈変容〉したのか。もはや文学におけるリアリズムは無用なのか。現実から逃避する現代文学の諸潮流を批判するとともに、今日におけるリアリズム論の新しい展開をめざす。

目次

1 序論
2 リアリズムと主題・あるいは典型と題材―「播州平野」を糸口に
3 言葉と物語・あるいは暗喩とイメージ
4 宮本百合子のリアリズム探究(社会主義リアリズムの問題をめぐって;「昭和十年代」の文芸思潮のなかで;戦後のリアリズム観―不破哲三『宮本百合子と十二年』を手がかりに)
5 結びにかえて―小説〈変容〉論とリアリズム

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きさき

13
★★★☆☆:宮本百合子やリアリズムについて学べた。能動的な部分はアバンギャルドにも通じる。思いの外、戦前(モダン)と戦後(ポストモダン)では文学の形は変わっていない。高度経済成長はあったけど、その反面、経済とは別に色々な社会問題があったため「豊かな生活」とは一概に言えない。2017/12/06

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