内容説明
お父さんに、高い高いをされてごきげんなちびゴリラ。お姉さんに木いちごを先どりされて、お母さんの胸にとびこむちびゴリラ。だれかさんにそっくりですね。それもそのはず。人間にもっとも近い動物なのですから。好奇心いっぱいの子どもを中心に、ゴリラの群れとそのくらしをえがきます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たーちゃん
19
ゴリラのお父さんが子供をあやすところなんて人間と一緒ですね。ゴリラの親子たちが穏やかに暮らせることを心から願います。2021/06/24
ヒラP@ehon.gohon
16
マウンテンゴリラの生態を追い続けた絵本です。 人間の生活に近い感じと、その素朴さに、教えられたような気がする絵本です。 いつの間にか複雑で、やっかいな人間関係を作ってしまったヒトが、失ってしまった家族の原点があるような気がしました。2025/06/10
遠い日
8
ちびっこゴリラでも、ちゃんとお父さんゴリラのまねをして、胸をぽこぽこドラミング。ゴリラの家族はなかよしだ。父親はみんなを守り、きょうだいは遊びながら大人のすることを学んでいく。ここでは、絶滅の危機に瀕しているルワンダのマウンテンゴリラの観察により、ゴリラの暮らしを著している。2018/05/03