出版社内容情報
世界に大きな影響力をもつ、現在の覇権国であるアメリカについて、特定のジャンルに絞らずに総合的に解説する“アメリカの入門書”。
2024年の大統領選挙を前に、アメリカの基礎的な情報から、世界一である分野やその理由、現在のアメリカのかげりとなっている部分、そして、日米関係の変遷を紹介。
「そもそもアメリカとはどんな国なのか」「なぜ覇権国になりえたのか」「どんな問題を抱えているのか」「大統領選は世界にどんな影響をあたえるのか」など、
広い意味で“アメリカ”という国を理解する手がかりになる書籍です。
内容説明
歴史、地理、宗教、政治、法律、軍事、ビジネス、カルチャー、格差、分断、銃…、360°まるっと理解。
目次
1 アメリカの基本(アメリカの歴史;アメリカの地理;アメリカの宗教;アメリカの政治、選挙;アメリカの法律)
2 世界一の国としてのアメリカ(アメリカの軍事;アメリカの学術研究、カルチャー;アメリカのビジネス)
3 アメリカのかげり(アメリカの人種差別;アメリカの統;アメリカの格差;アメリカの国際関係;アメリカの分断)
4 アメリカと日本(日米関係の過去;日米関係の現在;日米関係の未来)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゼロ投資大学
2
アメリカは世界の警察として各国の揉め事を仲裁しているイメージが強いが、第二次世界大戦以前は孤立主義で自国の利益を追求する傾向にあった。第二次世界大戦後に世界一の超大国としての地位を確立したアメリカは、世界各地での戦争や紛争に関与してきたものの、最近は中国やロシアの存在もあって影響力が低下してきている。アメリカ国内に目を向けると共和党と民主党の二大政党の対立が先鋭化してきており、国民の意思統一が課題となっている。2025/01/17
ボウフラ
1
アメリカという国の基礎知識を浅ーくお手軽に仕入れることができる。最近いろいろとアメリカ関係がアレしてきているので、アメリカに関する本を読む前に一度勉強しなおそうと思って読んだ。誤字脱字が多いが致命的なものはなさそうだったので、これからの読書の際にササッと確認するために使えれば。読書としての面白さはないので、アメリカという国を初めて聞く人以外にはおすすめしない。2025/03/03
ふわふわ
0
アメリカの歴史や宗教など基本的なことから、現在の問題まで、サクッとわかりました。 2025/05/03
たく
0
『支持層や主張がここまで正反対になったのは、ニューディール政策の時代に民主党が都市部の支持を得たことや、民主党政権下で公民権法が成立して南部保守層の支持を失い、そこに共和党が入り込んだことなどがあります。 アメリカの政党は理念よりも選挙に勝つことを優先し、目先の支持を得ようとするため、このような事態になったようです。現在も全土で支持者の奪い合いは続いており、対立する両党はアメリカの分断の大きな原因の1つになっています。』2025/04/14