出版社内容情報
脂肪肝は、お酒をたくさん飲む人の病気だと思っていませんか。
お酒を一滴も飲まなくても脂肪肝になってしまう人が増えており、現在、日本人成人の「3人に1人」が脂肪肝(非アルコール性脂肪性肝疾患〈NAFLD〉)であるといわれています。
脂肪肝を放置すると、脂肪肝炎から肝硬変、肝臓癌といった深刻な肝臓の病気になることもあります。また、糖尿病をはじめとした多くの生活習慣病は、肥満や脂肪肝を起点としてドミノ倒しのように生じてきます。
脂肪肝は「死」に直結する怖い病気なのです。
この脂肪肝を改善するにはどうしたらよいでしょう。
著者は、肝臓から脂肪を落とすには、「肝臓をいたわることが大切」だといいます。
本書で紹介する肥満、脂肪肝を改善するメソッドの極意はたった7つです。
病院に行かなくても、だれでも自宅で、今日から実践できる食べ方や運動の方法を「肝臓をいたわる7つの習慣」としてまとめました。
この「7つの習慣」には、著者が生体肝移植のドナー指導で培った脂肪肝改善法のノウハウと、佐久市立国保浅間総合病院の肥満・脂肪肝改善専門外来「スマート外来」で、著者が糖尿病専門医とともに食事や生活習慣を研究したエッセンスがすべてつまっています。
ダイエット、健康の要(かなめ)は肝臓です。
なぜ肝臓をいたわると健康になるのか。確実にやせることができるのか。
本書では、代謝や解毒、免疫という3つの重要な働きを解説し、「肝臓こそ健康の肝(きも)」である理由についても、深掘りして解説します。
「肥満・脂肪肝改善バイブル」の誕生です。
目次
プロローグ やめませんか?やせる目的だけの「食事制限」
第1章 実践スマートメソッド脂肪肝改善プログラム
第2章 肝臓をいたわるとカラダが蘇る
第3章 糖・酒・薬を減らして肝臓をいたわる
第4章 腸をきれいにして肝臓をいたわる
第5章 筋肉を増やして肝臓をいたわる
エピローグ 肝臓をいたわる生き方
著者等紹介
尾形哲[オガタサトシ]
佐久市立国保浅間総合病院外科部長(肝胆膵外科)。同院「スマート外来(脂肪肝専門外来)」担当医。医学博士。1995年神戸大学医学部医学科卒業。2003年医学部大学院博士課程終了。パリ、ソウルの病院で多くの肝移植手術を経験したのち、2009年から日本赤十字社医療センター肝胆膵・移植外科で生体肝移植チーフを勤める。東京女子医科大学消化器病センター勤務を経て、2016年より長野県に移住。日本外科学会専門医、日本消化器外科学会専門医・指導医、日本肝臓学会専門医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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