出版社内容情報
本書は、自分にとって最良のコーヒー抽出チャートを作成することを最終目的にしています。そのために生豆の品質がおいしい風味を生み出すことを解説し、大学院で実験をした化学的データによる裏付けも一部紹介しています。
また、抽出したコーヒーの風味をどのように表現すればよいか、また抽出したコーヒーをどのように評価すればよいかについても、理化学的な数値という新しい観点から解説しています。
内容説明
本書は、おいしいコーヒーを抽出し、至福のひと時を過ごすために必要な知識と技術のエッセンスを詰め込みました。その最終目的は、自分の抽出レシピを完成させることです。
目次
生豆の品質がおいしい風味を生み出すことを知る
化学的データから品質を知る
なぜ焙煎するのかその意味を知る
抽出の「基本のき」を理解する
様々にドリッパー
プアオーバードリッパーの多様化
私の抽出方法
抽出における風味の変動要因を確認する
自分の抽出チャートを作成する
抽出したコーヒーの風味をどのように表現するのか
抽出したコーヒーをどのように評価するのか
ブレンディングを考える
著者等紹介
堀口俊英[ホリグチトシヒデ]
環境共生学博士。2019年3月東京農業大学博士課程卒業。堀口珈琲研究所代表。(株)堀口珈琲会長。日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)理事。日本コーヒー文化学会常任理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こめ
1
「新しい珈琲の基礎知識」を読んだあとに売っているのを見かけて買い読みました。焙煎機を使った焙煎にも触れられており、包括的に学べます。「新しい〜」のほうがよくまとまり読みやすい印象でしたが、勉強になりました。2025/05/18
kotaro
1
★★★★★★★★☆☆ 珈琲についていろいろ知ることができたのでとても良かった。2021/06/06
マッメ
0
コーヒーのこと全般について科学的に分析し、最高の一杯をつくるための要素がさまざまな観点でたくさん記載されている。何気なく飲んでいたコーヒーも科学的にみたらちゃんとその味になる理由があり、ひとつひとつの要素が大きく働くことを理解できた。全部を理解するには何度も読み込まなければならないが、この本を読めば曖昧だった部分や疑問が解決される気がする。特に味の表現についての部分、テクスチャーについては大変参考になった。ブレンドのことも参考になったので、それを元に自ら焙煎してみたい。2025/01/13
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