出版社内容情報
東京大学附属病院医師が、世界中の研究資料をもとに、科学的根拠に基づいた解説を展開。「ヨーグルトは健康に良いはウソ!?」など。テレビでは毎週、何本もの健康番組が組まれ、一日中、サプリメントや健康食品のCMが流れています。日本人の最大関心事は自身の健康問題?ヨーグルトが免疫力を高めると聞けばスーパーの棚から商品が消え、美肌を願ってコラーゲン入りの高額なドリンクを買い求めると思えば、いつまでも元気に歩けるようにグルコサミンを通販で定期購入する。老若男女、年齢性別を問いません。 でも、ちょっと待った! その「効果」に「科学的根拠(エビデンス)」はあるのか? 例えばヨーグルト。健康に良い理由の一つが「免疫力を上げる」。また、「アレルギーを抑える」という説も。これっておかしくないですか?アレルギーの治療は過剰な免疫を抑えることですから、矛盾していません? そもそも、その効果は「ホント?」なのか、「ウソ?」なのか “ヨーグルトは健康によい!は、ウソ!? ホント!?” はい! 世界中から集めた医療データでホントかウソか、ユーモアを交えてわかりやす?く解説しましょう。サプリメント、ダイエット、脂質、塩分、食物繊維など、誰もが気になるキーワードに沿って、「健康の常識」を検証(チェック)します。が、身構える必要はありませんよ。「?しなさい」「?はやめなさい」という記述は一切ありません。東大附属病院の医師である著者自身、「過大評価されている」とするヨーグルトを、毎日食べているとカミングアウトするくらいですから。 また、こんな話もあります。マウスの腸内細菌中に肥満・ヤセに関係する「デブ菌」「ヤセ菌」らしきものが見つかりました。ひょっとすると、将来はヒトも腸内細菌(便、ウンチ)の移植でダイエットが可能?などというユニークな情報も。ダイエッターには朗報ですよねぇ? クスッと笑いつつ、それまで抱いていた「健康の常識」が次第に変わってくる内容が満載です。「からだのために何をすべきか!」健康の真実が見えてくる1冊です。
稲島司[イナジマツカサ]
著・文・その他
内容説明
世界の研究者が警鐘を鳴らす。科学的根拠が解き明かす真実!ヨーグルトが健康にイイはウソって話はホント?コラーゲンを食べるとお肌プルプル!はありえナイ?カルシウムをたくさん摂ると死亡率がアップ?グルコサミン・コンドロイチンで膝の痛みは良くならない?真偽を見抜く眼を持ち、ダマされず、お金をムダにせず、健康リスクを理解し、“ホント”なら無理のない範囲で実践を!
目次
1 サプリメント
2 ダイエット
3 脂質
4 塩分
5 食物繊維・野菜
6 ヨーグルト・ドリンク
著者等紹介
稲島司[イナジマツカサ]
東京大学医学部附属病院地域医療連携部助教、循環器内科医師、東京医科大学医学部卒業。東京大学大学院医学系研究科修了、医学博士。総合内科専門医、循環器専門医、認定産業医、認定健康スポーツ医、野菜ソムリエ。心臓カテーテルをはじめとする循環器内科の専門診療のほか、外来診療などで生活習慣病の予防・改善に携わる。また、地域医療連携部の専任医師として地域医療機関や介護・福祉施設との連携を推進している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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