内容説明
都心から電車に乗って数十分、そこはもう埼玉県。古墳もあれば、新都心もある。秩父地方の清らかな自然があるかと思えば、全国からファンが訪れるアニメの聖地も存在する。この県には実にいろいろな顔がある。県民の多くは、とにかく埼玉が大好きだ。とはいっても、地元について知らないこともたくさんある。埼玉県内の「市」の数は、全国で最多!?JR深谷駅は、なぜ東京駅にそっくりなのか…。川越に蔵造りの街並みができたワケは?などなど、埼玉県のトリビアを一挙に紹介。
目次
第1章 埼玉県ってどんなとこ?
第2章 歴史編
第3章 人物・文学編
第4章 宗教・民俗・考古・遺跡編
第5章 地理編
第6章 産業編
著者等紹介
金井塚良一[カナイズカヨシカズ]
1929年、埼玉県生まれ。さきたま資料館館長、埼玉県立博物館館長などを歴任
大村進[オオムラススム]
1933年、静岡県生まれ。埼玉県教育局参事兼さきたま資料館館長、法政大、中央大、埼玉県立大講師などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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金吾
28
意外と言ったら失礼ですが、奥が深かったです。古墳や源氏の勃興の話が面白かったです。また人物も埼玉出身なのかと思いながら読めました。2023/10/24
スー
19
133県民として色々知りたいと思い手に取りました。県の成立や県庁を何処にするかでこんなに紆余曲折があったとは知らなかった、浦和と大宮の争いの元がわかって面白かった。2021/12/08
LUNE MER
18
埼玉住みの楽しさを知るためのポイントがたくさん。仕事や家庭の都合で「渋々」埼玉に住んでいるという人は一度読んでみては。それでも「う〜ん、でも埼玉だし…」などという輩はさっさと出ていけよ笑。ただし、寺社の歴史のあたりで、諸説あることに触れずに断定的に言い切っていたりする箇所もあり、完全に鵜呑みにしないように注意すべき。2023/06/20
ユラニト
4
サラッと何か土地の雑学が知りたかったので。生まれ育った埼玉をチョイス。出版されたのが少し昔なので今ではまた情報が変わっていることもあるのかな。ここ数年大河ドラマを見ているので鎌倉殿の13人や晴天を衝けで見た情報!博物館で見たやつ!!と知っている話題がこうして別の方面で紹介されていると何だかうれしくなってくる。寺社仏閣など行ってみたくなるなぁ。他の県の本も読んでみようかな、いったことない土地でも親しみがわきそう。2023/06/25
麻生未来琉
3
地元埼玉は、やっぱり楽しい。項目の一つ一つが手に取るように分かるので、それを追っていくのもなかなかに興味十分です。この埼玉県の本には続編もあるので、そちらもまた読んでいこうと思います。2014/05/03