内容説明
感動!こんなに勇敢でけなげな乙女たちがいたこと知らないなんてもったいない!歴史に残るほどの愛、命を燃やす生き様、女だって英雄だった。
目次
第1章 あなたのためなら、なにもいとわない―尽くす女
第2章 なにもいわないで、わかっているわ―賢い女
第3章 つらくても運命を受け入れます―はかない女
第4章 あなたを見つめるのがわたしの幸せ―支える女
第5章 影ながらお祈り申し上げます―偲ぶ女
第6章 あなたをもっと癒したい―包む女
第7章 最後まで、戦ってみせるわ―やりとげた女
著者等紹介
山名美和子[ヤマナミワコ]
作家。東京生まれ。早稲田大学文学部卒。東京・埼玉の公立学校教員を経る。日本文藝家協会会員/日本ペンクラブ会報委員会委員/鳩山町文化財保護委員/町史編纂委員。『梅花二輪』(新人物往来社)で第19回歴史文学賞入賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鈴
32
明智光秀の妻「煕子」、織田信長の妻「生駒吉乃」が興味深かった。どちらもとても夫に愛されていて、特に光秀は、妻を大事にする様子が今までの彼のイメージとは違い、光秀をもっと知りたいとすら思った。2016/03/08
春
8
戦後時代の姫たちのこういう本はよく見かけるけど、この作品では幅広い時代の女性を紹介していて楽しめた。装丁も含め女性向きですね。2014/06/15
つねちゃん
7
すごいかっこいい女性ばっかり!なんな憧れちゃうなぁ!日本史好きにはたまらない一冊です! 2010/10/31
ず〜みん
5
図書館の本で読破。明治までの偉人を支えた女性たちのお話。ヤングアダルトのコーナーにあったこともあり、書かれている肖像画は可愛らしく、残酷なことは書かれてないけど、史実として伝わってるものはしっかり押さえている本だと思う。2015/11/22
めえめえ
4
表紙が可愛いので思わず手に取った本。歴史の中の総勢50人の女性の紹介。そのうち有名な女性は3分の1くらい。陰で活躍した女性が多い。如春尼の欄で東と西の本願寺の分裂の理由が分かった(汗)。昔は男性に側室や妾が多く、女性自身も夫と別れた後に再婚を繰り返したりしているのでややこしい。2013/12/27