新人物文庫
古代豪族の謎―『古事記』『日本書紀』から読み解く

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  • サイズ 文庫判/ページ数 318p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784404038364
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C0121

内容説明

物部氏、葛城氏、蘇我氏、尾張氏、吉備氏、安曇氏、秦氏、東漢氏、紀氏、上毛野氏。10の古代豪族の全貌に迫る。古代史を解く豪族の起源・系譜・事件・伝承のすべて。

目次

古代王権の成立と豪族の原像
古代豪族の再検証(葛城氏の研究;蘇我氏の研究;尾張氏の研究;吉備氏の研究;安曇氏の研究;秦氏の研究)
古代豪族の謎と実像(東漢氏の実像;紀氏の実像;上毛野氏の実像)
秘史物部氏興亡記(祖神・饒速日命の降臨とは何か;「天璽瑞宝十種」とは何か;石上神宮と物部氏;物部氏関係の神社と遺跡;神武東征伝説との関係;『先代旧事本紀』と物部氏;物部氏の系譜と代表的人物)
日本古代豪族・氏族事典
古代豪族関係年表

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

i-miya

45
2013.05.08(初読)歴史読本編集部著。 2013.05.07 (カバー) 古代史を解く。 豪族の起源、系譜、事件、伝承のすべて。 天皇家とかかわり、歴史を形作ってきた古代豪族。 +物部氏=天皇家と比肩する宗教的権威。 +葛城氏=五世紀アジア外交で活躍。 +蘇我氏=王族の経済部門を牛耳り成長。 +尾張氏=早くから天皇家へ后妃を入れた伝承を持ち、天皇家の外戚ともなった。 +吉備氏=王権に対抗し、同盟組織。 +安曇氏=海水産物を貢納する海部・安曇部を統轄。 2013/05/08

i-miya

40
2013.05.17(つづき)歴史読本編集部著。 2013.05.15 『随書倭国伝』『旧唐書日本伝』には、国王の姓は阿毎(天)(あめ)と記している。 6Cの欽明、7Cの多くの天皇のおくり名に「天」がついている。 そう考えたのか? 天は皇室の姓ではない。 籠もよ みこもち ふくしもよ みふくしもち この岡に 菜摘ます児 家聞かな 名告(の)らさね そらみつ 大和の国はおしなべて 我こそ居れ しきなべて 我こそませ 我こそは 告(の)らめ 家をも名をも。 2013/05/17

i-miya

34
2013.05.19(つづき)歴史読本編集部著。 2013.05.18 4C-5C-東西に及ぶ。 大分県宇佐市、赤塚古墳、石塚山古墳。 4C、半ば。 宮崎、西都原、男狭穂塚=応神陵と相似、女狭穂塚=履中陵と相似、南限の巨大前方後円墳。 サイズは1/2。 5C半ば。日向の豪族と大和朝廷の密接な関係。 2013/05/19

i-miya

29
2013.05.12(つづき)歴史読本編集部著。 (年表、つづき) 391、倭、渡海して百済、新羅を破り臣民となる(好太王碑文)。 413、倭国、東晋に方物を献ずる(宋書)。 (本文) ◎古代成立と豪族の原像-前方後円墳・副葬品・天皇(大王)家の通婚から有力豪族の出自と大和朝廷の謎を探る。 ○天皇=大君の家名はあったか? 全ての氏族、家族には、家名(苗字)、氏名、姓があるが、皇族にはない。 最大の謎-天皇家(ここでは皇室)の成立である。 2013/05/12

おMP夫人

6
個人的に、巻末に収録されている『日本古代 豪族・氏族事典』が役に立っています。2012/03/21

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