出版社内容情報
世紀を超えて私たちを魅了しつづける、ヴァルター・ベンヤミン。たんなる言語論にとどまらない、認識論、芸術論、などが複雑に織り込まれ、彼の世界像が集約的に表現された最初期の論考を詳細に読み解き、その思想的基盤に迫る。
内容説明
世紀を超えて私たちを魅了しつづける思想家、ヴァルター・ベンヤミン。たんなる言語論にとどまらない、認識論、芸術論などが複雑に織り込まれ、彼の世界像が集約的に表現されている最初期の論考「言語一般および人間の言語について」を詳細に読み解き、その思想的基盤に迫る。著者自身による全訳を併せて収録。
目次
第1章 言語一般について
第2章 人間の言語について
第3章 言語の形而上学的考察
第4章 「楽園」における言語一般および人間の言語について
第5章 「堕罪」ののちの言語一般および人間の言語について
第6章 言語の純化された概念
言語一般および人間の言語について(ヴァルター・ベンヤミン)
著者等紹介
細見和之[ホソミカズユキ]
1962年生まれ。1991年、大阪大学大学院人間科学研究科後期課程単位取得退学。現在、大阪府立大学人間社会学部准教授、博士(人間科学、大阪大学)、ドイツ思想専攻、詩人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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