内容説明
大きな自然の変化を感じて作られてきた暦は文化の結晶である。世界や日本の各地でさまざまに考案され使われてきた暦を詳細に解説する。新旧の暦の違いがはっきりわかる。
目次
暦の歴史
世界と日本の暦
明治改暦の問題点―日本歴史の中の改暦と明治新政府
年号についての基礎知識
世にも不思議な暦の物語―和洋暦併記の問題点
「今日は何の日」カレンダー
暦の知識一〇八
著者等紹介
岡田芳朗[オカダヨシロウ]
昭和5年、東京都生まれ。早稲田大学大学院修了。日本古代史専攻。女子美術大学名誉教授。暦の会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Celeste
2
旧暦と新暦だけでなく,意外な発見がいっぱいで面白かった。今でも1年が365日でない国や,季節が6つある国があるなんて!暦と人々の生活のつながりや,1か月が30日前後であり続けた理由,改暦のもたらすものなどなど・・・・暦の世界も深い。図書館で借りたのでいろいろメモに残しておきたいぐらい。「天地明察」に出てきた渋川春海の話も出ている。2013/02/17
ルアット
2
暦が始まった経緯から現在まで発展していく過程が書かれており、また、発展の過程でどのような暦が生まれてきたかなど幅広く紹介している。2011/02/13
たんたん
1
最近話題の内容について、知ってみようと。昔の中国なんかは在位中にころころ変わっていたのね、驚き。2016/09/01
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- 和書
- 前田利貞